柏崎市の原惣右エ門工房がつくる、モダンデザインの斑紫銅花器

以前の記事「炎がつくりだした特別な酒器で味わう、新潟の地酒」でも紹介した新潟県柏崎市の原惣右エ門工房。

今回はこちらで作られている斑紫銅の花器を紹介しようと思う。

conicと名付けられた花器で、日本語で円錐の意味を持つ。

文字通りのフォルムなのだが、よく見るとちょっとだけ宙に浮いているような、軽さを感じさせるデザインが特徴だ。

なぜ浮いているように見えるかという種明かしはこちら。

底面の中央部分が出っ張っているのである。

底面には原惣右エ門工房「晴雲」の文字が彫られている。

小さく軽そうに見えるかもしれないが、手に取ってみると、見た目とは裏腹にズシリと思い。

鋳物ならではの重量感だ。

シンプルでモダンなデザインは、伝統だけでなく新しい息吹を感じさせる。

伝統工芸だからと言って、伝統的な客間に飾る必要はない。

むしろ、現代のリビングやダイニングにしっくりとはまりそうだ。

かわいい花器にはかわいい花を。

カスミソウがよく似合う花器である。

 

五代晴雲 原惣右エ門工房
新潟県柏崎市大久保2-3-12
TEL 0257-22-3630

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